2011年8月28日日曜日

家所子麦まつりが開催されました

8月27日(土)、午後2時から、美里町家所の家所区民センターで
子麦まつりが開催され、辰水地区の子どもなど約100人が参加しました。

この催しは、辰水地区青少協の主催で、
美里町家所のボランティアグループである、
ふるさと愛好会やパワーズのメンバーが運営しています。

かつては「小麦まつり」という麦の収穫を祝う祭りでしたが、
地域の子どもたちが楽しめるイベントにしようということで
「子麦まつり」という名称になりました。

この日は、ペットボトルロケットなどの工作教室、
流しそうめん、やきそば、ピザ、などのふるまい、
マジックショー、映画上映などが催され、
子どもたちは夏休みの一日を楽しんでいました。


2011年8月27日土曜日

桂畑地蔵踊りが行われました




















8月24日、美里町桂畑の洞雲寺境内で、
桂畑地蔵踊り(市無形民俗文化財)が行われました。
この日は、午後から断続的に雨が降っていましたが、
踊りの始まる時刻には雨もあがり、伝統の踊りが披露されました。




















桂畑地蔵踊りは、かんこ踊りの形態ですが、
地蔵盆にあたる8月24日に、洞雲寺の子安地蔵に奉納されることから
「地蔵踊り」と呼ばれています。
同集落で江戸時代から250年以上続くと伝えられていますが、
その昔、洞雲寺が焼失したときに記録もすべて焼けてしまい、
正確な年代は不明となっています。
同集落では「里の家が三軒になっても、踊りを続けよ」との言い伝えがあり、
就職や進学などで家を離れた若者も、地蔵踊りの日には帰省してきて踊りに参加し、
また結婚して町外に住む女性も、家族と一緒に里帰りして
踊りを見に行く風習が続いています。

夜空の下で、シデ(竹の飾り)がくるくると回る様は、とても幻想的で、
こちらの踊りを撮影しようと、毎年アマチュアカメラマンも多数訪れます。